VINTAGE FLOWERVASE
ES Keramik Vase Blue White Fat Lava Ceramics NR-74
ES Keramik社から、鮮明な白と藍色の釉薬を施した、粗いテクスチャが特徴的な花瓶が入荷しました。その艶やかで際立つコントラストが非常に美しいです。焼成過程でコントロールが困難な釉薬が活性化し、ユニークな大きな気泡を形成しています。
生産国::西ドイツ
素材:陶器
高さ...20cm
横幅...20cm
口径....7cm
サイズと商品の状態等は写真でご確認下さい。
1960年代〜1970年代に製造された物
---ES Keramikについて---
ES Keramik(ES ケラミック)は、1921年にFuss & Emons(フース & イーモンズ)が設立され、装飾的陶器と産業用陶器の製造を行ってきました。1948年には戦争の影響と景気回復を背景に会社が分割され、ラインバッハの工場で両方の事業が継続されました。ES Keramikは、Josef Emons(ヨセフ・イーモンズ)により運営され、主に芸術的陶器の製造に注力しました。1954年から1974年までは、Willi Hack(ウィリー・ハック)が装飾部門を指揮し、磁器とガラスの絵付師としての経験を活かしました。形状デザインはHans Kraemer(ハンス・クレーメール)が1952年から1968年まで担当し、毎年20~25種類の新しいデザインを創出しました。ES Keramikは多くの成功を収めたものの、Scheurichなどの他社に比べると芸術的な陶器の生産では一歩遅れをとっていました。1971年には創立50周年を迎え、70人の従業員と共に、生産品の約4分の1をカナダやオーストラリアなどに輸出していました。
ES Keramikのデザインは一風変わっており、複雑な釉薬の色彩が特徴的です。白い粘土を使用し、釉薬は底まで塗られているため、マークが読み取りづらくなっています。型番とサイズ表記は通常、ハイフンまたはスラッシュで区切られています。また、後期の作品には金箔のラベルが貼られていることがあります。
☆FAT LAVA(ファットラバ)
1960年代から1970年代にかけてドイツで製造されていた陶磁器のこと
溶岩(=LAVA)と形容される独特な表面の仕上がりと、ビビッドで発色の良いカラフルな色合いが特徴で、ヨーロッパでは熱心なコレクターが数多く存在しており、日本でも今ヴィンテージショップやセレクトショップでも扱われることが多いです。
*ヴィンテージの商品は年代物になりますので、あくまでも中古品とご理解いただいた上で、少しでも気になる方はご購入をお控えください。また、水を入れた状態での検品はしておりません。陶器という素材の性質上、気孔という小さな穴があるため経年劣化による水漏がおこる可能性がございます。
観賞用としてのご利用をオススメしております。
*ヒビ、カケ、チップ等のない良好なヴィンテージ・コンディションです。
画像と実物で多少、色の誤差がある事もご了承頂けますようお願いいたします。